2009年03月20日

『転校生』再演

『転校生』

演出・飴屋法水
作 ・平田オリザ
出演・静岡県の現役女子高生


観てきました。
2007年も観たから二年ぶり!
一回目に号泣して今回もやっぱり涙腺が(笑)


メモ

●人間の不条理
HOW(どうやって)はわかるけど
WHY(なぜ)はわからない。

人は自分で選んで生まれてきたのではない。

●不確かな存在
・女子高生
=表面上は仲よさげ
しかし実際はそうでもない

他人のことは理解できない
自殺するまで追い詰められている友人がいても気付かない

・割りふられた座席
=学校にいけば自分の座席がある
但し、明日必ず自分の席につけるかはわからない


●女子高生の一時性
今回の公演
→2007年時とは別の現役女子高生
=女子高生でないものが「演じ」るのではなく、
現役女子高生が舞台に立つことでよりリアルに。

・些細なことで悩む時期
=その年齢ならではの感受性


●女子高生にとっての「死」
遠い:老い、外国、戦争
近い:不安定、遠さゆえの憧れ(?)



『転校生』は、私が演劇を観に行くようになったきっかけの作品。
音や、震動や、照明の全てが
衝撃的でした。

映画では味わえない臨場感。

静岡にSPACという環境があること、
本当に感謝します。


タグ :転校生SPAC


Posted by son at 21:44│Comments(0)
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『転校生』再演
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